しっかりと寝ていたからこそヒラメキがある!②
エジソンの名言
「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」
一般的には、努力の大切さを表すためによく言われるようですが、 エジソンが本当に伝えたかった真意はどうやら違っていたみたいです。
「1パーセントのひらめきと99パーセントの努力があれば不可能ではない」
つまり努力だけではなく、ひらめきも必要なのだと。
逆を言えば、どんなに努力を積んだとしても1%のひらめきがなければダメ。
ひらめきはどんなに努力をしたとしても手に入れることはできないもの。
ひらめきは努力というエンジンがかかったような緊張状態ではなく
ふと力を抜いた脱力状態の中から浮かび上がるもの
脳を脱力状態にすることが
・マインドフルネス
・瞑想(メディテーション)
・ぼんやりした微睡み(まどろみ)
状態 なのであり、スポーツの世界でいう「ゾーン」もこの状態でしょう。
こういった状態の脳では、脳波はθ(シータ)波であり潜在意識にアクセスしやすい状態。
・入浴中
・トイレに入っている時
・睡眠に入る時
・朝の起きた直後
もθ(シータ)波であり、潜在意識とアクセスしやすい状態。
なのでこういった時にヒラメキが起きる
というより舞い降りてくる・浮かんでくるのでしょうね。
ちなみに、日経ビジネス文庫の浜田和幸著「快人エジソン」によれば
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世界の名言集に必ず出てくるエジソンの「天才とは1%のひらめき(インスピレーション)と99%の努力(パースピレーション) のたまものである」という言葉は、彼の本心通りには解釈されていない。この名言がいつ、どんな場所で語られたかについては不明である。ただ、エジソンの日記を調べると、1929年2月11日、彼の82歳の誕生日に、フーバー次期大統領も臨席しての記者会見ですでに一人歩きしていた名言の真意を明らかにしている。
「それは赤ん坊の頭脳の中に天才を見いだしたことだ。生まれたての頭脳ほどリトル・ピープルにとって住みやすい場所はない。つまり、年が若いほど、自分の脳に宿っているリトル・ピープルの声に素直に耳を傾けることができるのである。大人になってからでは至難の業になるが、それでも何とか1パーセントのひらめきと99パーセントの努力があれば不可能ではない」
それが、この有名な台詞の本当の意味するところであった。残念ながら、当時の新聞記者たちは、エジソンの真意を理解できず、「ひらめきだけでは天才となれず努力が肝心」といった勝手な解釈を一 層広めてしまったのである。そのため、エジソンは後に、「たとえ1パーセントでも、ハイヤー・パワーの知性の存在を確認できれば、努力も実を結ぶ。それがなければ、いくら努力をしても無駄なこと。この発想の原点であるリトル・ピープルの声、すなわち、1パーセントのひらめきが最も重要なのだが、皆このことがわからないようだ」と語っている。エジソンの実績を見れば、努力の人であったことは否定のしようがない。しかし、ひらめきについては、その存在が証明しにくいこともあり、重要度が1パーセントにされても、多くの人々が何となく納得したものと思われる。ところが、エジソンの考えは全く逆だったのである。
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とのこと。
エジソンは若い頃から死後の世界に関心があり、晩年にその究明活動のために研究所に篭り、死者との交信の実験(霊界との通信機の研究)を行っていたといいますから、かの名言にはスピリチュアルな要素が込められているのかもしれませんね。
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