メディカルフィットネスという考え方

今の病院に勤務するようになって当医療法人が経営するフィットネスクラブである

 メディカルフィットネス&SPA ValeoPro

とも連携して、何度か講演する機会も頂いたりしました。

そのご縁もあって

 日本メディカルフィットネス研究会

にもご協力させて頂くことがあります。


日本メディカルフィットネス研究会によれば、医療法第42条「疾病予防施設」に関する条項が制定されたことに始まるメディカルフィットネスの定義を


 ・狭義では、医療機関が運営するフィットネス

 ・広義では、医療的要素を取り入れたフィットネス


 としています。 医療機関または医療機関が運営する施設だけでなく、一般のフィットネスクラブや公共の体育館でも、医療的要素を取り入ればそれは立派にメディカルフィットネスと呼べるものであるということです。


本来であれば狭義の医療機関が運営するフィットネスであることが望ましいのかもしれません。

しかし医療機関が運営していたとしても、そこに医療的要素が必ずしも取り入れられているとは限らないわけです。


であれば、広義の医療的要素を取り入れたフィットネスの方がより現実的であり、実践的であると思います。 

医療的要素とは、とある医療者が唱える◯◯法などというものではありません。

これまで論拠の曖昧な医者の言うことに多くの人が騙されてきたと言っても過言ではないと思っています。


数々の論文を精査したシステマチックレビューメタ分析による、より信憑性の高い情報を科学的根拠としつつ、メカニズムを元に再現性のある情報を提供しようと思っています。 


もちろん科学だけを鵜呑みにしてエビデンスだけを信じているわけではないですが、少なくともメディアにて紹介される医療情報でさえも、結構摩訶不思議なものが多く、それこそ玉石混交だったりするのです。

例えば…高血圧と塩の関係とか

2016年高血圧症に関してAmerican Journal of Hypertensionの論文ではこうあります。

A Radical Sodium Reduction Policy Is Not Supported by Randomized Controlled Trials or Observational Studies: Grading the Evidence

 (減塩政策はRCT試験(無作為比較試験)または観察研究によって支持されない) 

https://academic.oup.com/ajh/article/29/5/543/2410431 


この論文では

いくつかの医療機関はナトリウム摂取量を2300mg以下(塩分相当量6g以下)に減らすことを勧めています。そのような過激な勧告は確固たる証拠に基づくべきです。しかしながら、このレビューは以下のことを明らかにしている。

1)ナトリウム1日摂取量を2300mg未満に割り当て、健康上の結果を測定する無作為化比較試験(RCT)はない。 

2)肥満の高血圧前症者および高血圧症者などのリスクグループを2300mgまでに割り振っているRCTでは、全原因死亡率に対するナトリウム減少の効果は示されていない。

3)ナトリウム1日摂取量2300mg未満でのRCTでは、健康な集団(1mmHg未満)の血圧に最小限の影響を示すが、レニン、アルドステロン、ノルアドレナリンコレステロール、およびトリグリセリドの有意な増加を示す。

4)観察研究によると、2645mg以下(塩分相当量6.7g以下)および4945mg以上(塩分相当量12.5g以上)のナトリウム摂取量は死亡率の増加と関連している。

世界の人口の90%が現在2645〜4945mgの最適範囲内でナトリウムを消費していることを考えると、ナトリウム摂取量を変更するための公衆衛生の推奨に関する科学的根拠はない。

とあるのです。


つまり健康であるためには、

・1日6g以下の減塩ではなく

・1日塩分摂取量は6.7〜12.5g/日が理想的である

ということです。

もちろん大量に塩を取ることは控えたほうが良いわけですが、高血圧だからといって必ずしも減塩のうすーーーい味のない料理(食材の持つ本来の味を味わうには良いかと思いますけど)を "食べなくてはいけない" ということではないのです。

高血圧の本当の理由(犯人)は塩ではなく他にいるということです!


この他コレステロールとかもまた然り…

メディアでは伝わらない情報に本物(真実)が隠れていたりする😉



「アンチエイジングのための体脂肪率を操作する睡眠の科学」と題した セミナーは今後少人数制で開催していこうと思います。


好きなものを食べて
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ストレスにも強くなるメンタルも持てる


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自然と毎日が笑顔になり、肌もキレイに、スタイル良く、見た目も若々しく

体は健やかで幸せをいっぱい感じ、笑いに満ちた日々を送るための睡眠

これらをまとめたお話を少人数限定でお伝えする企画を設けました。


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 ・いつまでもキレイなスタイルに憧れるアンチエイジングに興味がある方

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 ・しっかり眠って、朝起きたときに心も体が軽くなるような睡眠が欲しい方

 ・筋力トレーニングすると睡眠もスタイルもメンタルも良くなる理由を知りたい方

 はぜひご参加ください!


【開催日程詳細】 

2019年(令和元年)5月3日(金)

  13:00 受付開始

  13:30 セミナー(〜17:00)

場所:都内某所(詳細は申し込み後に連絡致します)

定員:8名 申込みはコチラ


セミナー終了後に懇親会という名の質問タイムもあります!

2019年5月3日17:30〜 場所:セミナー会場近くのレストランにて 

料金:各自負担(詳細は申し込み後に連絡致します)


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タンパク質を取ろう!  

固いもの食べてるから 歯ぎしりしてるのでなく 歯ぎしり癖があるから 固いものが食べたくなる  

待望のタンパク質到着😍  

○○だけで体脂肪が減る方法 VIVA Protein!  

アンチエイジングのための体脂肪率を操作する睡眠の科学2  

アンチエイジングのための体脂肪を操作する睡眠の科学 

愚者の睡眠 賢者の睡眠

どこかで休息や睡眠を無駄な時間だと思っている人は多いようです。人間は機械ではないので24時間戦うことは出来ません。健康でなければ仕事はできませんから「休むのも寝るのも仕事のうち」という意識を持つことは重要です。寝る間を惜しむように睡眠時間を削ってはならないのです。睡眠こそ、自然(神様)が無償で与えてくれる、この世で最も安全で最高の回復薬。 睡眠に勝るものなし、いい睡眠なくして楽しき人生なしです。

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