「珠玉の睡眠」への道

睡眠を徹底解剖してみよう!


って実のところ、睡眠のこと…よく分かっていないのではないかと思いません?

睡眠は「休息」ではないのです!


ん???


休息ではないの??

脳の休息なのでは?


睡眠は横たわっている=寝転がっている状態ではなく、眠っている状態

寝てると眠っているでは脳波レベルで大きな差があります。

なので睡眠は単なる休息ではないのです。

心身が回復する重要な時間です。 

そのためにもまずは睡眠時間を確保することが重要です!

とにかく眠りましょう!


体脂肪減少の大敵!ジャンクフードについ手が伸びるのは◯◯不足のせい!? 

でも書きましたが

2014年のコロンビア大学の実験では、睡眠不足になるとヘルシーフードよりもジャンクフードに対して脳が活発な反応を示すことが報告されています。

 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23779051 

睡眠時間が足りないとストレス下にある脳は暴走して、食の爆走を起こしたがります。

これでガッツリ食べれば肥満にまっしぐら!

になり、睡眠時無呼吸症候群や高血圧症や糖尿病のリスクが上がります。

さらに睡眠の質が低下し、

さらに脳はストレス下になり、

さらに食は爆走し、

さらに肥満になり…ストレス下に置かれ続けた脳は悲鳴をあげることでしょう

もう蟻地獄的な悪循環…

なので体脂肪を操作する食欲のコントロールにも「睡眠」は重要です!


睡眠時間の確保って結構難しいです。

なぜ?

1日の時間は限られていて、最終的に削ってしまうのが「睡眠時間」だからです。

優先順位が低いのです。


でもそれではダメ!

まず1日のタイムスケジュールを考えておくことが重要です。

ココでは一般的なサラリーマンのライフスタイルで作ってみます。

まず固定されている時間、自分では自由にならない時間から設定します。

① Work Start(始業)

 仕事始め、出勤の時間ですね!ココは多くの方が自由にならないかと思います。

② Work End(終業)

 次に終業時間、仕事終わりの時間ですね!

 ブラックな企業でなければ、一般的な8時間労働+休憩時間が終業時間となるはずですよね…。

③ Wake Up(起床時間)

 ①の始業時間から通勤時間、始業前の準備の時間、朝の準備(朝食や朝シャンなど)などの時間をみたうえでの朝起きてベッドや布団から起き上がる時間ですね。

④ 残業・通勤時間

 ②の終業時間で帰れる人もいれば、残業しないとならない人もいますよね。

 残業のスタイルもお仕事柄いろいろあるかと思いますが、働き方改革になれば残業は減るかと思いますが、これは睡眠時間の確保にはいい方向だと思います!

⑤ Bed Time(就寝時間)

 ③の起床時間から逆算してどれだけ睡眠時間を確保するかですが、理想睡眠時間は年齢によっても違いますが最低でも6時間は下回らないほうが良いですね。

 睡眠時間はこちらのNational Sleep Foundationからの推奨睡眠時間を参考にしてみてください。

ここで1つ落とし穴があって…

6時間睡眠を下回らないようにするには


③ー⑤は6時間よりも多く取っておく


必要があります。

理由はベッドに入って眠りにつくまでには少々時間がかかるからです。

これを睡眠潜時と言います。

正常な睡眠潜時は15〜30分と言われています。


⑥ Personal Time(自由になる時間)

 理想睡眠時間7.5h・睡眠潜時0.5hとして考えると…

 実は自分の自由になる時間は


 4時間


 この4時間をどう使うかです。

 この4時間の中には夕食の時間、入浴の時間などもあります。

 好きなTV番組を見たり、ネットサーフィンしたり、趣味の時間もこの4時間の中。

 ジムで鍛える時間もこの4時間の中

 友達と語らう時間や飲みに行く時間も含まれるのです。


結構短いですよね。かなり短いかも。

自分の自由になる持ち時間って…。

だから通勤時間も残業時間も

自分ではどうにもならない固定時間の設定は重要になってくるのです。

仕事場を優先するのであれば職場近くに引っ越す。

場合によっては仕事先を変えるってことも

考えの1つに入れなくてはならないでしょうね。


これが本当の働き方改革なのだとさえ思います。


効率良く睡眠時間を圧縮する方法は今のところありません。

短眠いわゆるショートスリーパーは訓練でなるものではなく遺伝子的レベルの話。

進化の歴史を考えてみれば、短眠はありえない話。


となると、他の時間効率を上げるタイムマネジメントになるわけです。


科学の力を活用するメディカルフィットネスには

「筋」「食」「眠」

の3つを連動させることは不可欠です。

そのためにも睡眠時間の確保が最優先事項。

そして正常な睡眠潜時で眠りに落ちるように快眠メソッドを活用するのです。


有名なヘッドスパに行かなくとも、あの「絶頂睡眠」を手に入れる方法です…


眠れない人の脳の中のメカニズムや

自分で簡単に眠りに落ちる方法については

今度動画にて紹介しようと思います。




愚者の睡眠 賢者の睡眠

どこかで休息や睡眠を無駄な時間だと思っている人は多いようです。人間は機械ではないので24時間戦うことは出来ません。健康でなければ仕事はできませんから「休むのも寝るのも仕事のうち」という意識を持つことは重要です。寝る間を惜しむように睡眠時間を削ってはならないのです。睡眠こそ、自然(神様)が無償で与えてくれる、この世で最も安全で最高の回復薬。 睡眠に勝るものなし、いい睡眠なくして楽しき人生なしです。

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